ttaka/tmp

d.hatena.ne.jp/ttaka_tmp

Macで親指シフト入力

Mac OS Xで日本語入力に親指シフト(NICOLA)を使いたい場合、次のどちらかをインストールすれば可能になります。

なお、併用はできないため、同時にインストールしないよう気をつけましょー。

TESLA 野良ビルド

Mac OS X親指シフト入力を可能にする「TESLA」というソフトウェアがあり、今は開発が止まっているようですが、有志の方がTESLAの野良ビルドを公開してくださってます。感謝!

インストールと使い方については、
  Tesla野良ビルドのインストールと設定
に丁寧な解説が書かれているので、そちらを参照のこと。

ただ、自分は20100123版をMacBook Airで使っていたのですが、スリープから復帰した際に、時々親指シフト入力ができなくなり、TESLAを再起動する必要がありました。

KeyRemap4MacBook

Mac OS X用のキーボードリマッパーなのですが、なんと親指シフト入力にも対応しています。素晴らしー!

インストールは、KeyRemap4MacBookのサイトからzipファイルをダウンロードし、pkgをインストールするだけです。
再起動後、設定を次のようにすると、親指シフト入力ができます。


  • 日本語入力 … かなキーを押下
  • 英字入力 … 英数キーを2回続けて押下

こちらは今のところ、スリープから復帰しても特に問題は起きてません。
ただ、TESLAの操作に慣れてしまってたので、英字入力に戻すのに、つい「Option+英数キー」を押しちゃいますね……(^-^;

Macにgitをインストールする方法

Mac OS Xでgitを使いたい場合、今時は次のどちらかをインストールするのが良いようです。

前者はGUIインストーラーになっていて、お手軽にインストールできます。
後者のHomebrewは、Mac OS X用のパッケージ管理システムで、git以外にも様々なコマンドラインツールをインストールできます。

なお、Macにおけるパッケージ管理システムとしては、他にも

などがありますが、Homebrewは/usr/local以下にインストールされ、PATHを追加せずともコマンドが利用できます。

OSX Installer for Gitをインストールする場合

gitの公式サイトからdmgをダウンロードして、中に入っているpkgをインストールします。

インストール先は /usr/local/git/bin になるため、ターミナル以外のプログラムからも利用できるように、次のスクリプトも実行します。

$ cd /Volumes/Git\ 1.7.4.1\ x86_64\ Leopard/
$ ./setup\ git\ PATH\ for\ non-terminal\ programs.sh 
2011-04-12 12:58:01.125 defaults[10660:903] 
The domain/default pair of (/Users/ttaka/.MacOSX/environment, PATH) does not exist
Variable PATH in ~/.MacOSX/environment.plist changed from '/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin:/usr/local/bin:/usr/X11/bin:/opt/local/bin' to '/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin:/usr/local/bin:/usr/X11/bin:/opt/local/bin:/usr/local/git/bin'
~ /Volumes/Git 1.7.4.1 x86_64 Leopard
/Volumes/Git 1.7.4.1 x86_64 Leopard

これで完了です。

また、アンインストールする場合は、次のスクリプトを実行します。

$ cd /Volumes/Git\ 1.7.4.1\ x86_64\ Leopard/
$ ./uninstall.sh This will uninstall git by removing /usr/local/git/**/*, /etc/paths.d/git, /etc/manpaths.d/git
Type 'yes' if you sure you wish to continue: yes
Password:
Uninstalled

なお、~/.MacOSX/environment.plistはそのまま残るため、不要であれば削除するか内容を書き換える必要があります。

Homebrewのgitをインストールする場合

まずはHomebrewをインストールし、次にgitをインストールします。

Homebrewのインストール

公式ドキュメントの
  https://github.com/mxcl/homebrew/wiki/installation
に書かれている通りに実行します。
また、Xcodeもインストールしておきます。

$ ruby -e "$(curl -fsSLk https://gist.github.com/raw/323731/install_homebrew.rb)"
==> This script will install:
/usr/local/bin/brew
/usr/local/Library/Formula/...
/usr/local/Library/Homebrew/...
==> The following directories will be made group writable:
/usr/local/.
/usr/local/include
/usr/local/lib
/usr/local/lib/pkgconfig
==> The following directories will have their group set to staff:
/usr/local/.
/usr/local/include
/usr/local/lib
/usr/local/lib/pkgconfig

Press enter to continue
==> /usr/bin/sudo /bin/chmod g+w /usr/local/. /usr/local/include /usr/local/lib /usr/local/lib/pkgconfig
Password:
==> /usr/bin/sudo /usr/bin/chgrp staff /usr/local/. /usr/local/include /usr/local/lib /usr/local/lib/pkgconfig
==> Downloading and Installing Homebrew...
==> Installation successful!

これで完了です。

この際、インストール先のパーミッションが自分に変更されるため、sudoを使わなくともbrewコマンドでパッケージを追加できます。

gitのインストール

ターミナルで、次のコマンドを実行するだけです。

$ brew install git
==> Downloading http://kernel.org/pub/software/scm/git/git-1.7.4.4.tar.bz2
######################################################################## 100.0%
==> make prefix=/usr/local/Cellar/git/1.7.4.4 install
==> Downloading http://kernel.org/pub/software/scm/git/git-manpages-1.7.4.4.tar.
######################################################################## 100.0%
==> Downloading http://kernel.org/pub/software/scm/git/git-htmldocs-1.7.4.4.tar.
######################################################################## 100.0%
==> Caveats
Bash completion and emacs support have been installed.

The rest of the "contrib" folder has been copied to:
  /usr/local/Cellar/git/1.7.4.4/share/contrib
==> Summary
/usr/local/Cellar/git/1.7.4.4: 1054 files, 19M, built in 98 seconds

また、アンインストールする場合は、次のコマンドを実行します。

$ brew uninstall git
Uninstalling /usr/local/Cellar/git/1.7.4.4...

gitの最新バージョンへの追従は、git-osx-installerよりもHomebrewのほうが早く、他のコマンドラインツールをインストールしたい場合に、やはりパッケージ管理システムはあったほうがいいので、Homebrewのgitを入れるのがオススメかと。

MacにXcodeをインストールする際の注意点

MacBook AirXcodeiOS SDKをインストールしようとしたら、意外と面倒だったので、その時のことをまとめてみました。

MacBook AirのインストールメディアにはXcodeが含まれない

2010年モデルのMacBook Airに付属しているUSB形式のソフトウェア再インストール用ドライブには、なんとXcodeが入ってません!
そのため、Appleのサイトからダウンロードする必要があります。

Xcodeを入手するにはApple IDが必要

入手先としては、Xcodeのバージョンにより、

となっていて、どちらからダウンロードするにしても、Apple IDが必要です。
今回はXcodeを試してみたいだけなので、無料のほうを入手することにしました。

Apple IDをカード無しで作成する方法

普通にApple IDを作成しようとすると、何も購入するつもりがなくても、クレジットカードまたはiTunesカードの登録が必要です。
だがしかし!Mac App StoreiTunes Storeにて無料の商品を選択し、そこからApple IDを新規登録すると、支払い方法で「なし」を選択でき、カードがなくても作成することができます。(^-^)v

Apple Developer登録時に日本語が文字化け

Apple Developerに登録する際、Apple IDの氏名や住所を日本語で記入していると、日本語が文字化けして表示されます……。
こうなると、Apple IDのほうの登録情報を変更しても、Last Nameは英語になるものの、First Nameは変わりません。
ただ、氏名は文字化けしたままでも登録できたので、住所など他の入力項目を英語で記述すれば大丈夫なようです。

登録したメールアドレスに広告メールが届く

Apple ID登録時にメールの受け取りのチェックはすべて外していたにも関わらず、Apple以外の会社から、メールマガジンが届きました。(>_<)
このことから、外部に公開されたくないメールアドレスは登録しないほうが良いようです。
なお、今回Apple IDとApple Developerに同じメールアドレスで登録したため、どちらからかは不明。

ファイルサイズが巨大

XcodeiOS SDK4GBもファイルサイズがあります。
そのため、回線速度次第ですが、ダウンロード完了までにかなり時間がかかります。
また、イントールすると、さらに10GBも容量を食います。
時間とバッテリーとディスク容量に十分余裕があるときにやりましょう……。

インストールにかかる時間が長い

ダウンロードが完了し、やっとインストールしたところ、なんと15分もかかりました。
マシンスペック次第ですが、やはり余裕があるときに……。

インストール先はルートのDeveloper

インストール先はMacintosh HD直下のDeveloperフォルダになるので、いつものアプリケーションフォルダを探しても見当たらない罠。
Finderから /Developer/Applications/Xcode.app をクリックすれば、起動できます。

ふー、何はともあれ、Xcodeが無事起動できてよかったー。(^-^)/

MacにXcodeをインストールする際の注意点(下書き)

下書きを間違って公開してしまい、記事をすぐ削除したのですが、既にGoogleにクローリングされてました...orz

お手数ですが、
  http://d.hatena.ne.jp/ttaka_tmp/20110411/1302531389
をご覧ください。m(_ _)m